「ひだまりごはん」とは

ある日のひとりご飯。

一汁一菜。

・おにぎり「福米」五分づき。(無農薬無化学肥料で2016年度のうちのお米)

・お味噌汁 大根とお揚げとひだまり味噌「一年もの」。

・たくあん (無農薬無施肥のひだまり大根で漬けた自家製)

おにぎりが大好きです。

母が握ってくれた丸いおにぎり。

美味しかったな。

なので、私もいつもは丸いおにぎり。

佐藤初女さんのように、心込めてふっくら握れるようになりたいな。

お味噌汁は本当に毎日でも飽きない大根と油揚げ。

お味噌が美味しいので、もう出汁をとるのもやめました。

野菜からの出汁とお味噌の旨味だけで最高に美味しいから。

たくあんは、本当にたくさん漬けて、たくさん食べたー!

3樽漬けて、残すは3樽目の最後の段に。

「もう残りわずかだよ」って伝えたら、旦那さん「えー、寂しいなぁ」ですって(笑)

なんとも有難い言葉。嬉しい。

一汁一菜。

どれもシンプル。

テクニックなんてほとんどいらないご飯。

でも最高に美味しい‼︎

だって、この食材たちの「ストーリー」を全部知ってるもの、語れちゃうもの。

お米もお味噌も野菜も。

手塩にかけて、一緒に季節を重ねて、この手で収穫して、保存食にしたもの。

食材の「生命」を見つめてきたから、美味しいって「知ってる」。

だから、食材そのものの味を引き出して、味付けは最低限にシンプルに、「引き算」の料理。

それが「ひだまりごはん」。

よく「医食同源」というけれど、私は「医食農同源」だと思っている。

これはマクロビ教室の師匠から贈られた言葉。

「医食農同源を体現することこそ、真のマクロビオティックですね」とメッセージいただいたのが、今の私のご飯の根底を占めている。

それが「ひだまりごはん」。

食材は「生命のエネルギー」そのものの。

食べることは生命をいただくこと。

料理は生命の移し替えであること。

食材の生命に対するリスペクトをもって包丁を手にすること。

それが「ひだまりごはん」。

私たち自身はベジタリアンではありません。

お肉もお魚も有難くいただいているし、たまには外食も楽しみます。

止むを得ずコンビニに駆け込むこともあったりします。

でも「やっぱり家で食べるご飯が一番美味しいね」と、立ち返る「場所」があるのです。

「いただきます」の真の意味を、心からの実感を伴って言えること。

それが「ひだまりごはん」なのです。

さぁて、今晩のご飯は何にしようかなぁ♪

(hana)