草木染めと布ナプキン

私が布ナプキンを使い始めたのは5年ほど前。

ヨガの先生に薦められてから、頭で「身体に良いんだなぁ」と理解して、実際に使い始めるまで2年間くらいはグズグズとしていたっけ。

教員生活はトイレに行くのもままならない慌ただしい一日。

「失敗したらどうしよう」って怖かったし、「洗濯ってどうすればいいの?」ってなかなか質問できなかった。

身体に良いってわかっても、仕事をしながらの生活の中で実践するためには、たくさんハードルがあるように感じていたっけ。

5年前、自由が丘を一人で散策していて(そんな頃もあった(笑))、なんとなく惹かれて入ったお店が布ナプキン専門店。
店員さんにたくさんアドバイスしてもらって、やっと布ナプ生活スタート。

始めてしまえば、「なんでもっと早く始めなかったのか?」と後悔するくらいに、身体がとても喜んでいるのが実感できたなぁ。
とっても温かくて、心地良い♪

紙ナプキン(といっても、あれは紙じゃないけど)がいかに身体を冷やすか実感!

吸収ポリマーってものが水分を吸収すると、身体から熱を奪いとって、

あのおでこに貼る冷え○タのようなはたらきをするなんて。

「えーーーっ、知らなかった〜」

とにかく身体を冷やさないことが大切‼︎
もう本当に本当ーーに冷え対策は大事‼︎

長く染み込んだ都会っ子体質を、山梨での農的暮らしにアジャストしていくのに、冷え対策は最重要課題!

布ナプキンより長いお付き合いの「冷えとり健康法」も、最近は自分なりにアレンジ中。

(半身浴とたくさんの靴下だけでは山梨の冬を越せないのだ〜)

オーガニックコットンの素晴らしさを教えてくれたのも布ナプキン。

洗濯を繰り返すほどに、普通のコットンとの肌触りの差が歴然!

そして草木染めを通して、
植物の効能を経皮吸収できることや、
布を繰り返し「染め返し」して大切に使う暮らしの知恵を学んで、
草木染めと布ナプキンはとても相性がいいという結論に♪

先日、オーガニックコットンのハンカチタイプを、桃の枝で染めてみたら、なんとも優しい色合いに。

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子宮を含めた女性性をふんわりと包んで、癒してくれそう。

かつての私がそうだったように、なんとなく手が出せずに躊躇している女性たちへ。
布ナプキンの限りない恩恵と、無理なく続けられるためのちょっとしたコツやポイントをシェアできたらいいな。

特に、小さい女の子がいるお母さんに!

あのなぜかコソコソと(って私は感じたなー)薄暗い教室に集められて、なんだかとてもネガティヴな雰囲気の中で、大切な生理を学ばされる前に!

お母さんが一緒に布ナプキンを手縫いして、一緒に草木染めしながら、女性としての豊かさや歓びを伝えてあげられるように。

そんな温かいひとときをつくっていきたいと思っています。

暮らしの中にある手仕事としての草木染めが、布ナプキンと相まって、たくさんの女性に広がりますように。

(hana)