3/10(日)と3/13(水)
うらら先生と生徒のみなさんをお迎えして、1dayヨガリトリート 春うらら味噌仕込みの会を2回開催しました。
到着してオリエンテーション後、まずは青大豆を大きな釜で茹でているところを見ながら煮豆の試食を。
そして柔らかく煮えた青大豆をミンチします。
何度経験しても、このミンチマシーンからにゅうっと出てくるところは歓声が上がります。ふくよかなお豆の香りに包まれます。
早春の少し肌寒い中ではありましたが、やはり外ご飯は空気も美味しいごちそうです。
お味噌仕込みの準備体操もして、さぁ仕込みましょう!
塩切りし、ミンチした青大豆と糀を混ぜ合わせるとき、味噌団子を丸めるとき、いつの会も不思議としんとした静かな沈黙の時が訪れます。
手元に集中し、無心になるひとときは、味噌と内なる自分との対話のときなのかもしれません。
味噌樽に封をしたら、うらら先生恒例のサークルになって記念写真を。
丸くひとつの円となったお味噌たちに「美味しくなぁれ」と願いを込めます。
奇しくも3/11をはさんだ両日とも、手を合わせ願いを込める姿は深く祈りを届けるようでもありました。
夢中になり、無心になり、昂揚感もあり、楽しくお味噌を仕込んだ後はしばしハンモックシエスタで余韻を味わいます。
一日感じたことを身体と心に落とし込むようにヨガの時間。
富士山を眺めながらの外ヨガは本当に格別な時間となったことでしょう!
都会とは違う空気を胸いっぱいに吸い込んで。気持ち良さそうです。
ふり返りの時間。笑顔がこぼれます。
ふり返りの中で、「ここで作ったお味噌が美味しくて、スーパーではお味噌を買えなくなってしまいました」という嬉しいご感想をいただきました。
自分でつくる楽しさや美味しさが暮らしの中にあること。
そして青大豆を栽培した私たちと一緒に仕込むことでつくり手の顔が見えること。
手づくりしたものにはその時の思い出や、想いや、光景や笑い声などが「物語」となって宿るように思います。
だからこそお金には代えられない美味しさや愛おしさが感じられるのでしょう。
味噌樽を抱き抱えるようにしているみなさんの姿がとても嬉しいです。
うらら先生ヨガリトリートのリピーターの方。昨夏、藍の生葉染めで染めたエプロンとトートバッグを「この味噌仕込みの時に使いたくて染めたんです」と持参してくださいました。なんて嬉しいことでしょう!
3/10 ご参加くださったみなさん。
3/13 ご参加くださったみなさん。
たくさんのご縁をつないでくださったうらら先生。
本当にありがとうございました!
美味しく醸されますように。