今夏、ひだまり暮らしの藍の生葉染めも無事に染め納めました!
のべ84名の方がひだまり藍の空色を体験してくださいました!
こうして振り返ると、どの会も思い出深く、本当に千差万別の空色グラデーションでした。
染めたその後、みなさんが纏い、使っていただいている姿に思いを馳せては、改めて幸せな時間を反芻しています。
「その日の空と同じ色に染まるといわれています」
会の度にご案内してきたフレーズですが、本当に二度と同じには染められない一期一会の空色だったなぁと振り返ります。
なぜ染めるのか?
それはただ純粋にワクワクし、楽しいから!
藍の生命の息吹に触れ、
あの鮮やかに発色する瞬間の息をのむような美しさに魅せられ、
自分が思う以上の模様が現われた瞬間の驚きと喜び。
手を動かす静かな集中のひとときと、
手を通して自然と一体になる昂揚感。
手づくりのものに込められた愛着と、
手前味噌に通じる自画自賛の嬉しさ。
そこには理屈を超えた生命の煌めきがあるように感じます。
ひだまり暮らしの藍の生葉染めは、藍を収穫し、染液をつくるところから始まります。
藍も、木綿や麻などの布も、同じ土から生まれた生命。
染めは料理と同じ「生命の移し替え」。
藍と布と、自分の生命が呼応し、共鳴し、対話し、
色が現われ、
新たな生命として息づき始める。
そこには新鮮な喜びと、生命の神秘に対するリスペクトと慈しみが自ずと満ち溢れます。
だから藍の生葉染めは何度染めても新鮮に感動し、楽しいのでしょう。
4/14に種まきをして、
5/9に畑へ定植しました。
無事に大きく育ってくれてありがとう!
みなさんの「素敵に染めたい!」という想いに応えてくれて本当にありがとう!!
また来年もあの空色に会えますように♡