薄衣をまとったような富士山が迎えてくれた馬路先生とゲストのみなさん。
歓声と共に、富士山に引き寄せられるように庭へ回られ、玄関じゃないけど「いらっしゃいませ」(笑)
そんな明るく、元気で、自由な雰囲気でスタートしたリトリート。
馬路先生とは、私自身がヨガにハマっていた3年前にタイで行われる先生のリトリートに参加して以来のご縁。
その後は、ジャガイモ掘りやお味噌仕込みとのコラボ企画でご一緒するようになり、2年ぶりの再会。
ゲストのみなさんは、あっという間にヨガウエアに身支度を整え、「外チーム」と「部屋チーム」と自分のマットを定められ、
馬路先生は東の窓辺に祭壇をセット。
なんだかスッと場の空気が変わったようで、キッチンにいる私の背筋も伸びる。
窓を開け放って、家の外と中も大きな空間につながって、ヨガスタート。
総勢16名の皆さんが、馬路先生とヨガをしている光景は、なんだか夢を見ているように素晴らしい!
虫やツバメがお家の中さえも自由に行き交う中、頭立ちのポーズで「気持ちいい〜っ♪」という馬路先生。
ゲストのみなさんもそれぞれチャレンジしながらアーサナの練習タイム。
今回は定員を超える参加数をいただいたため、キッチンはてんやわんや(汗)
でも!でも「私も馬路先生とヨガしたーい!」(笑)
そんな心の声もグッと秘めつつ、ランチを仕上げていきました。
しっかり身体を動かして、「あぁ、お腹空いたぁ〜♪」の声も嬉しく、ビュッフェタイム。
食材などの説明もさせていただき、みなさんと「いただきます」。
ヨギーニ達が手を合わせて感謝を捧げる姿はなんて神々しく、美しいのでしょう!
食後はハンモックシエスタ。
ハンモックでゆらゆらまどろむ人。
リビングの無垢板の床で大きく伸びをしてごろんと横になる人。
その間をふわりと舞うようにみなさんを調和させ、まとめている女神さまのような馬路先生。
セドナからもたらされたhollywoodが焚かれ、とても良い香りの中で静かな輪ができて。
瞑想。
でもそれはまるで祈りの姿のようで。
静かで崇高なひととき。
輪がとけた後も、小さな輪になったり、ハンモックでそれぞれの瞑想が続き…。
そんな光景を眺めていられる幸せ。
今回はランチとデザートの準備で大忙しだった私。
もっともっとゲストのみなさんとゆっくりお話がしたかったなぁ。
丁寧に心を込めつつ、手際よくお料理ができるように、ゲストのみなさんとのひとときが持てるように、もっと段取りを工夫しよう!
名残り惜しいけれど、帰路の電車の時間がせまるためお開きです。
馬路先生
ゲストのみなさん
本当に素敵な一日をありがとうございました!
自然から、ご飯から、ハンモックから、ご自身が必要とされるメッセージを受け取られますように。
また笑顔華やぐ皆さんにお会いできるのを楽しみにしています♡
写真:タグチショウイチ