5/25 代掻き

今日は代掻き。

昨日から田んぼに水が入った。

ここまで、冬の間につくった草をコツコツと手で抜き、拾い集め、そして管理機で耕運して。
ふっかふかの土になった。

水を入れるまでにどれだけ通っただろうか。
水が入っただけでも、なんだか感慨深い気持ちになった。

「あぁ、始まるんだなぁ」

ワクワク感と、
ほんの少し重い「覚悟」。

水を管理して、稲の様子をご機嫌うかがいして、
そして黙々と草取りの毎日がやってくる。

大変だし、しんどいけれど、あの新米を食べる時の感動を思うと、やっぱりまた頑張ろうと思ってしまうのだ。

代掻き。

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(代掻きスタート時)

よくよく泥をかき混ぜることで、沈殿した後には泥の目がつまり、底から水が抜けなくなる。
水持ちの良さが収量に影響する。
だから、代掻きはとても大切な作業。

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今年も無事に代掻きが終わった。
機械を使う作業は、無事に終わるまでやっぱり心配。

機械の音に常に神経を配りながら、私は人参の種蒔き。
初めて一人で畝を作り、筋をつけ、一粒一粒種を置く。
1年目の教訓を生かして、昨年から間引きが必要ないように「ケチケチ蒔き」(笑)
一粒の種にもしっかり生命が宿ってるんだもの。
全部大きく成長して、有難くいただきたい。
「美味しくなぁれ」と願いを込めながらの種蒔きはやっぱり楽しいなー♪
人参は芽が出るまでは気が抜けないけれど。

代掻きをして、水が張られた田んぼには、早速カエルが泳ぎ、鳥が虫をついばみに舞い降りる。
たくさんの小さな生き物がいる豊かな田んぼ。

泥はねを全身に浴びながらも、鼻唄を田んぼに聴かせながら頑張ってくれた旦那さん。
お疲れ様ー‼︎

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