大根が食べられるようになると、しみじみ冬の訪れを感じます。
大根ステーキは軽く天日干しします。(1㎝幅くらしの輪切り。もちろん皮つき)
味付けは醤油とみりんです。
切干し大根は太さを活かした切り方、干し方です。
うちでは屋根の下に針金を渡して干しています。(高いのでバランス感覚が鍛えられますW)
この切干し大根でつくる煮物は甘くて味わい深いです。
この時期のお日様と乾燥した空気と大根の絶妙なコラボ。
針金ハンガーを使って干すと省スペースで、雨が当たりそうな時も取り込むのが簡単です。大根の葉っぱも同じように針金ハンガーで干しています。
(一番右は里芋の茎を干しています。「芋がら」「ずいき」と呼ばれる乾物になります)
もちろんおでんにもたっぷりと!味付けは昆布と醤油のみ。
この時期に手前味噌の樽を開封するので、大根スティックと味噌は胡瓜にも匹敵する最高コンビです♪
大根と油揚げのお味噌汁も手前味噌のおかげで出汁要らずでも身体のすみずみに染み渡るように美味しいです。
大根葉の炒め物。食べやすい大きさにザクザク切って、胡麻油と塩で炒めるだけ。
油揚げ、じゃこ、えのきなどのきのこ類、塩麹など、その時のお好みでアレンジは無限大!
柚子大根のレシピを。
〈材料〉
大根1㎏(約1本)、塩 大さじ2
漬け汁:柚子一個分の絞り汁+酢 大さじ4、柚子の皮一個分(千切り)、砂糖 大さじ4、塩 ひとつまみ
〈手順〉
①大根を繊維をいかす太い千切りにする。塩で揉み、重石をする。
②水分が出たらしっかり絞って、漬け汁に漬け込む。
③漬け汁が大根全体に回るように、時々混ぜる。一昼夜漬け込むと食べられる。(冷蔵保管)
※酢は米酢や玄米酢など。
※砂糖は甜菜糖、蜂蜜など。甘さはお好みで調節してくださいね。
※漬け汁は煮溶かさないでも大丈夫です。
ちなみに。
大根の葉っぱを干したものを「大根干葉だいこんひば」と呼び、煮出して入浴剤として使います。身体がよく温まります。
一物全体。
大根も葉っぱも無駄なく、身体の内から外から生命の恵みを余すところなくいただきます。
いただきます
ごちそうさま
ありがとう!