今年は秋雨前線がしっかりと恵みの雨を降らせてくれる中、
この日は大地の歓迎がまさったのか、雨が降らずに一日を過ごすごとができました。
まずは、枝豆の収穫。
脱穀の終わった私達の田んぼに隣接する畑で育った青大豆たち。
馬路さんが枝豆とお話し中。
「どの子がいいかしら♪」
両手に枝豆。
葉っぱがモリモリ元気です!
しっかり大地に足を踏ん張り、根ごと引き抜きます。
枝豆と対話中。
持ち帰るために、まずは葉を落とします。
山に靄がかかって幻想的な風景の中、みなさん青大豆の育つ様を見て、触れて、感じるひととき。
我が家へ移動して、庭で作業。
枝から鞘を外します。
同時に薪ストーブで枝豆を釜茹でします。
鞘をお湯に入れた瞬間、鮮やかな緑色に歓声も上がりました!
茹でたては塩を振らなくても甘くてホクホク♡
ノンアルコールのオーガニックビールで乾杯ーー‼︎
最高の笑顔です。
自分の手で畑から収穫し、採ったばかりの新鮮なままにすぐに茹で、みんなで一緒に食べる!
美味しいに決まってますね♪
美味しい笑顔って、それだけで幸せです。
美味しい笑顔のままランチタイム。
南瓜や蓮根など、秋らしい食材と、
急に寒くなったので、しっかりと火を通したメニュー。
「いただきます。」
手を合わせ、
頭を垂れて、
目を瞑り。
いただく生命と、
今こうしてここに在るつながりに感謝します。
たくさんおかわりしてくださることは、私にとって本当に本当に嬉しいこと。
そして「レシピを教えてください」と会話するひとときも本当に嬉しい‼︎
いつもありがとうございます。
今年の3月に、「味噌仕込みリトリート」で仕込んだ手前味噌を開封して、持参してくれました。
私達にとっては、お嫁入りした青大豆たちが、美味しいお味噌になって「里帰り」してくれたようで、とっても嬉しかったです。
どれもすごく美味しかった〜♡
ランチの後はフリータイム。
思い思いに過ごします。
ハンモックシエスタ。
のんびりとおしゃべり。
ひだまりリトリートの中でも、とても大切な時間です。
ハンモックのゆらぎが心地よくて、思いがけず眠ってしまったり。
一人で黙々と枝豆の鞘を取っていたり。
ただただ山並みを眺めていたり。
自分がしたいように過ごすこと。
時間も人目も気にせずに。
日頃の「役割」や「タスク」からも自由になって。
「何もしない」をしてもいい。
ほっとしたり、ゆるんだり、のんびりしたり。
何かしないではいられないソワソワも感じるかもしれませんね。
ありのままの素の自分でいることの自由を大切にしてほしいと、私達は願っています。
ゆっくり心と身体を準備して、ヨガの時間へ。
馬路さんのヨガの時間は、いつの時も朗らかです。
それでいて、静かな集中があります。
「大丈夫、きっとできるよ」という深い信頼に基づいた師弟のつながりをいつも感じます。
そんな師の存在を近くに感じ、安心して自分の心と身体に向き合う練習は、本当に豊かなヨガだなぁと、いつも感じさせてもらっています。
ヨガの後はティータイム。
やっと焼き菓子が嬉しい季節になりました。
丸いちゃぶ台に、
丸いお皿。
丸く配膳したコップにマフィン。
「曼荼羅みたい」って言ってくれました。
みなさんも丸く一つの円になって座り、笑顔の曼荼羅が完成♪
ゆっくりと一日を振り返りました。
今回がひだまりリトリート初参加の方も、
「来るたびに、またすぐ来たくなっちゃう」というリピーターの方も、
「実は人見知りなんです」という方も、
「今日は一人になりたい気分でした」という方も、
曼荼羅の輪の中で、とても穏やかな表情をされていました。
お一人お一人の感想が、私達ひだまりの今後の方向性を示唆してくれるかのように、なんとも素晴らしく、豊かで、温かい気づきに満ちていました。
「今日、この今の気持ちを、まずは夜まで保ってみましょう。それができたら明日の朝まで。そうして、少しずつ自分と、自分の近しい周りへ広げていきましょう」
馬路さんからのアドバイスでした。
ひだまりから持ち帰るお土産がその一助となりますように!
次は、大根収穫リトリートが予定されています。
「また来ます!」と笑顔で手を振ってくださるみなさんへ、心からの感謝と、ありったけの愛でお見送りしました。
馬路さん
洋平さん
ご参加のみなさん
ありがとうございました!
またのおかえりをお待ちしています。