「種」を蒔いておく

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ほうれん草が発芽しました!

いつもながら芽生えたばかりの生命は愛おしくなります♪

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ほうれん草の種。

目の前の畑のおばあちゃんから種をいただきました。

おばあちゃんがもう何年も採り継いできた種。

表面をコーティング処理してある種は何度も蒔いたことがあるけど、

この種はあるがままの姿をしています。

ほうれん草の種にこんなに棘がしっかりあるなんて、初めて見ました!

(そして種まきの時に刺さって指から血が出たほど(笑))

この辺りの人はごく自然に種とりをしています。

義母も種とり名人です。

その土地に馴染んだ種は強い生命力。

そして、この時期に蒔いたほうれん草は、収穫は春。

すぐに食べられないのです。

「それでも種を蒔いておかないと、食べられないじゃんね」(←語尾がちょっと甲州弁♪)

義母と一緒に、夏野菜の片付けを手伝っていた時に、何度も言っていた言葉。

ずっと心に残っています。

今すぐに成果は出なくても、先のために、今このときに種を蒔いておく。

きっと一番いいときに花が咲くことを信じて。

大好きな里花さんの歌詞を想います。

土とともに暮らしてきた人の知恵や生き方には、本当に学ぶところがあります。

有難いです。

(hana)