グループとの共同企画で行う日帰りのリトリート。
主に都内のヨガ教室の日帰りリトリートとして開催しています。
自分の「日常」を離れ、自然の中に身をおき、農的暮らしを営む私たちの「日常」を共に過ごします。
広い空と、富士山を初めとする山並み、木々の緑、風が優しく肌を撫でていく心地良さ、鳥のさえずり…
気がつくと大きく深呼吸をしたくなる自然がここにあります。
田んぼや畑には無農薬無施肥で、植物の生命力そのままに育つ様を眺め、触れ、収穫し、大地の恵みとしていただきます。
リトリートでは大人の方を対象にしています。
日々こなさなければならないタスクや、「親」や「ビジネスマン」という役割をひととき脇に置いて、
ありのままの素の自分を「感じてみる」。
そうすることで、心の奥底にしまいこんでいた気持ちや想いが見えてくるかもしれません。
また、忙しない日常の中で「忘れている」だけの大切な「何か」を思い出すかもしれません。
イヌイットの長老に「人が生きていくのに大切なことはどうやったら学べますか?」と尋ねたところ、
「そんなものは自然の中に行けば全部身につくよ。」と答えたそうです。(『地球交響曲第7番』高野孝子さん)
その時本当に必要な「何か」は自身の中にきっとある…。
自然に身をゆだねて過ごすひとときが、「それ」を探すのをそっと手伝ってくれるのだと思います。
ひだまりリトリートはただの「現実逃避」にとどまりません。
大切なものは慣れてしまうと「当たり前」のように錯覚しがちです。
つかの間「日常」を離れて、少し距離をおくことで、それがかけがえのない「有難い」日常であったことを再確認することもあります。
(旅や山登りも同じかもしれませんね)
またささやかな「お土産」をお持ち帰りいただきます。
例えばヨガの呼吸法であったり、収穫した野菜のお土産だったり、ひだまりご飯のレシピだったり、草木染のストールだったり。
ご自身の日常に持ち帰って、それを手にしたときに、ひだまりで気づいた大切な「何か」が、愛おしい「日常」の中で息づきますように。