【レポート】春の種まき1dayヨガリトリート

4/28 長野碧先生と生徒のみなさんをお迎えして、春の種まき1dayヨガリトリートを開催しました。
「畑」からつながる農ある暮らしの手しごとと、ヨガがコラボする畑×ヨガという新しい企画のスタートとなる会。
最高のお天気のもと、元号が改まるための超大型連休のスタートとともに元気に始まりました!

種を土におろすための手。
人を傷つけることも、抱きしめることもできる手。
手の温もり、手の優しさ、働きものの手…手から伝わること、感じられることを大切にキャッチできる一日でありますように!とのオープニングメッセージ。

春の畑では芽生えラッシュ。

そんな光景も見学してもらいながらの種まきの時間。

「しっかり芽が出ますように」とちいさな命を大地に委ねます。
種を蒔くみなさんの表情がとても優しい笑顔だったのが印象的です。

また一人一人のポットに藍の種を蒔いてお持ち帰りいただき、それぞれのおうちで育ててもらうことも。
種を蒔いた藍が大きく育ったころに、ひだまり暮らしの藍の生葉染めの会へ是非お持ちくださいね!

ランチの時間。

この日の朝はなんと遅霜がおりました。富士山も再びの雪化粧と山々の新緑が陽ざしに映えました。
畑で種を蒔き、食べるものが全て命であることを実感したまま「いただきます」と手を合わせることは、なんて生き生きとした食卓でしょう♪

寒暖差の大きい今春、それでも新緑は確実に彩りを深め、鮮やかさが増してゆきます。
春の彩りを意識したメニューが少しばかり過ぎた旬を感じてしまうほど、緑色がまばゆい光景です!

食後はハンモックシエスタの時間。この光景を眺めるハンモックチェアはとびっきりの特等席です!

「花枝さんのレシピをブログからうまく探せないんだけど?」
「それは、ここをこうして開くとね…」
なんていう会話が聴こえてきて、私も一緒にレシピの話で輪ができたり。

河合さんの器をウキウキ「悩んじゃうな~♪」と選んでくださったり。

思い思いの時間を過ごせるのもハンモックシエスタの時間の良さですね。

今日一日感じたことを心と身体に沁み込ませるようにヨガの時間。
広々と、伸びやかに、空や大地や風を感じます。

手のひらから伝わるものを感じとるようなペアワークもありました。

ふりかえりの時間。
今回初参加の方からも「本当に楽しくて、あっという間でした」とご感想いただきました。

日中は気温が高かったので、お帰り間際に小松菜の種に水やりもしてくださいました。お持ち帰りの藍もどうぞ可愛がってあげてくださいね。

種をまくということ。
すぐには芽が出ないことから、楽しみに待つことや希望をもって未来を向くことを私はいつも感じます。
インスタントな結果を求められる、求めたくなるスピード感のある現代で、こういう時間の流れもまた在るということ。
命を育むということ。

参加者のみなさんの中に蒔かれた種がこれからどんな風に芽生えゆくのか、私たちも楽しみに待っていようと思います。

長野碧先生
ご参加くださったみなさん
ありがとうございました!