はたけ日和2018シーズンが終了しました!

ひだまり暮らしが主催する「青大豆の種まきから栽培して手前味噌仕込みまで」を体験する全6回の年間コース「はたけ日和」2018シーズンが終了しました。

最終回となる1/13(日)はいよいよ味噌仕込みの日。

メンバー3人が前日から来てくれて、今回使用する糀を一緒に調達しに甲府にある五味醤油さんへ。特別に糀づくりの工程などを解説してくださいました!

戻ってきてから、大豆を計量して、洗い、浸水させるまでの前日準備を一緒に。

当日は、朝7時から大釜に入れて、薪で煮始めました。約3時間で柔らかく煮えましたよ。

私達ひだまりは暮らしの年中行事として一年分の味噌を仕込みます。
はたけ日和でも手前味噌が暮らしの日常として食卓にあがってほしいと願っているので、仕上がりが一人当たり4㎏強となります。
そのため大豆が大量となるので、大釜で薪の火を使う昔ながらの方法です。
途中、煮汁(うちでは「アメ」と呼んでいます)を飲んでみたり、煮えたての大豆を試食してみたり。大豆の生命を感じます。

大豆をつぶすのは電動ミンチマシーンを使います。笑顔と歓声に包まれます。

いよいよ味噌を仕込みます。

種まきをしたあの暑い暑い日差しを思いながら、
草取りに全身を使って夢中になった爽快感を思いながら、
収穫して天日干しのために一本一本並べたこと、
一粒一粒を愛おしく選別したことを思い返しながら。

 

半年間の集大成として、これまで感じてきたことをありったけ込めて、塩切りして、捏ね、樽に詰めました。
自然と、静かに、心地良い沈黙のひとときとなりました。

最後は封をした紙に美味しくなるように願いを込めたおまじないを書いて。

わが子を抱くような笑顔と愛おしい重みを腕に感じます。

美味しくなりますように!!

 

みなさんからいただいたはたけ日和の活動を通しての感想の一部です。

「日々、口にしている農作物への感謝が生まれました。作る大変さと喜びと、それに携わる人たちの思いを感じることができました。」

「一連の作業と、それぞれに大切な役割があることを知りました。枝豆とノンアルビールがおいしかった♡」

「食べものを大切にするようになりました。捨てる物って少ないんだと驚きました。」

「自分が日々口にするものの生き様について考えるようになりました。」

「自然に感謝すること。食べることに感謝し、最後まで美味しく食べる努力をするようになりました。」

「何か一つのものを作る大変さや楽しさを知って、もっと美味しくいただいたり、使ったりすることが出来ている気がします。」

「手仕事の楽しさ、自然の恵みへの感謝、「一点もの」の素晴らしさ。得たものが多すぎて、全て書き表せないぐらいです。」

農作業の合間やご飯を一緒に食べる中で手作りの暮らしについておしゃべりしたり、
農ある暮らしの一場面を体験することを通して、
メンバーそれぞれの意識や行動に変化があったようで、主宰の私たちにとっても嬉しく、楽しい全6回でした。
住む場所も仕事もそれぞれだけど、共通の目的に集う仲間との時間はただただ楽しく、またお互いに得るものが多かったです。

2018シーズンはこれにて修了です。
種まきからお世話した青大豆の手前味噌。美味しく美味しく醸されますように。

ご参加いただいたメンバーのみなさん、ありがとうございました!!

 

※写真やいただいたご感想は、メンバーのみなさんにご了承をいただいた上で掲載させていただきました。ありがとうございます!