8/5 藍染リトリート

立秋も目前ながら、まだまだ夏雲が眩しい中、CHIORIさんと藍の生葉染め&yogaリトリートを開催しました。

まずはヨガの時間。

夏の日差しや青空、風を全身で感じながらのヨガは、いつものアーサナも、呼吸も新鮮に、身体の隅々までに届きそう!


眩しい日差しの下、「これはもう、拝まずにはいられないでしょう~♪」というCHIORIさんと太陽礼拝。

母なる大地と、どこまでも広がる大空と、その間にだだ在る自分に感謝を贈ります。


大地を踏みしめ、山々に届きそうなくらいに手を伸ばして!


最後にマントラをみなさんで唱えました。

そのマントラは、まさにBGMとしてかけていたCDの中のひとつで、今日の日にぴったりの言霊でした。

みんなでJUMP!元気いっぱい!

この写真を眺めているだけで、こちらまで笑顔になってしまいます。


「いただきます」

新鮮な夏野菜たっぷりのランチ。

料理と染めは、どちらも自然の恵み、命をいただくという点で同じことだと私は感じています。

料理は身体の中から、染めは身体の外から、生命のエネルギーを頂くための手しごと。

食材への感謝と、藍へのリスペクトの想いは同じもの。

特に藍の生葉染めは、畑でまさに成長している藍に自らはさみを入れ、生命をいただく実感を感じられます。

最近、藍の声なき声がきこえるような気がしています。

「わぁ~、これが藍なんだ♪」という歓声に、少しはにかみながらも張り切っている藍さん。


葉を取り、ミキサーにかけ、染液をつくります。

藍とのふれあいのひととき。


お気に入りの布を、染液にひたしていきます。ワクワク♪


こちらは3人がかりで、しっかりと余すことなく藍のエキスを絞ってくれています。

まさに「一物全体」の気持ち。


保護メガネ代わりの伊達メガネで急にメガネ女子がいっぱい(笑)


さぁ、取り出します♡ドキドキ!!


空気に触れ、みるみるうちに色が移ろう様に、みなさん一気に魅せられていきます。

 

この笑顔♡

どれもみんなみんな美しい空色と、一期一会の藍模様。

どれ一つとっても同じものがない、世界にたった一つの愛おしい「作品」。


ハンモックタイム。

みなさんテンションが上がってしまい、シエスタどころではありません(笑)


木洩れ日に空色が映えます♡

みなさんの作品へまるで祝福を贈っているようなCHIORIさん。


最後の洗いをかけている間にティータイム。

残っている作品を眺めながら、余韻にひたるように流れるじかん。


お持ち帰りのためにご自分の作品を手に取るみなさん。

誇らしくも愛おしい作品を見つめる眼差しと微笑み。


愛おしい布たちと記念写真。


名残り惜しいように、いつまでも山梨の風を布に纏わせていたCHIORIさん。
とても印象的な光景でした。

一日を通して輝く笑顔と、ひだまりのひとつひとつ全てを大切に、感じ入り、受けとめ、喜んでくれたCHIORIさん、参加者のみなさん!本当にありがとうございます。

そして、今回もみなさんの想いに精一杯応えてくれた藍さん、ありがとう。

藍は愛。たくさんの愛に満たされた一日に、ありがとう。