ひだまり暮らしの手しごとの会 藍の生葉染め<7月の会>

7/16(祝)海の日に、ひだまり暮らしの手しごとの会
藍の生葉染め〈7月の会〉を開催しました。

まずは模様付け。生葉染めの工程の中でもワクワクするひととき。

次に、ひだまり邸隣りの畑に移動して、藍の葉の収穫。
藍の生きているそのままに、新鮮な生命をいただきます。

そして、茎から葉をとります。和やかな、藍との対話のとき。

ご自身専用の染液をつくります。
すでにこの段階で爪や皮膚が染まります。
藍の息吹を肌で感じられるので、素手で触れるのをオススメしています。

緑色だった布が、空気に触れて一気に鮮やかに空色が現われてくる瞬間。

葉の緑色と空色が混ざり合う、この段階だけの美しいグラデーション。
(この後の水洗いで緑色は流れ落ちてしまうので、緑色は布には残らないのです。残念!)

水洗いをすることで、空色がさらに鮮やかさを増す瞬間です!

美しいもの触れると、人は自然と手の所作が美しくなります。
このとき自然と人が一体になっているのだと、私は感じています。

世界にたった一つの、特別な愛おしい作品。

あぁ、美しい美しい空色グラデーション♡
いつまでも眺めていたいくらい見惚れてしまします。
藍の生葉染めは、その日の夏空の色と同じに染まるといわれています。
暑い暑い一日でしたが、写真からは涼やかな空色の風が吹いてくるようです。

ひだまり暮らしの生葉染めの会では、ご自身に布を持ってきていただきます。
それはせっかく染めた作品たちを、暮らしの中で愛着をもって使ってほしいからです。

今回は毛糸や大きな布を染めた方がいました。染めた後にも楽しい手しごとが続きますね♪どんな作品になるのか、私もワクワクします。

また、お弁当包みを何枚か染め、「明日からのお弁当の時間が楽しみです」という方もいました。

さらに「藍を育ててみたくなりました」というご感想もいただきました。

草木染めは、植物の「生命の移し替え」だと私は思っています。
今回、藍の生命が教えてくれたこと。それがみなさんの暮らしの中へ新たな生命に姿を変えて息づくことが何より嬉しいです。

手づくりって楽しい!
藍の生葉染めって楽しい!
みなさんの笑顔が物語ってくれています。

暑い中のご参加ありがとうございました!。
また来夏、是非ひだまり藍に会いに来てくださいね