8/20 藍の生葉染リトリート

8/20 CHIORIさんとの藍の生葉染リトリートを開催しました。
藍の生葉染が大好評により、なんとCHIORIさんとは今夏2回目の生葉染リトリートです!

ヨガの前に、しばしCHIORIさんからのお話と祈りのひととき。
8月はどうしても深い祈りと平和と生命への感謝がある特別な季節のように感じます。

 

 

私もしばし料理の手を止めて、胸の前で合掌し、「今まで」の積み重ねがあっての「今」に、決して「当たり前」ではない「今」に、祈りと感謝を捧げました。

 


「いただきます」は、いただく生命への感謝のひととき。


レシピを含めて、お料理のお話をさせていただきました。
今回は特に食材の自給率が高く、それぞれの食材への思いが溢れ、喋りすぎました(笑)

ランチタイムにはそれぞれの自己紹介を。
今日のこの日をご縁あって一緒に過ごすみなさんの「今」と「これから」を、笑顔でつないでくれるCHIORIさん。

そして楽しみな染めのじかん。
模様のつけ方をご案内してから、それぞれ創造のひととき。

「あぁ、もうすでに楽しい!!」という声も。

 

藍との対話。今回は特に一本一本を丁寧に刈り取ってくれる方が多く、なんだかとても嬉しかったです。


藍に触れる仕草から、藍への愛を感じます。

 


藍の葉の匂い、独特のぬめり…藍を感じながら自然とこぼれる笑み。


ミキサーにかけた藍を絞って、濾します。藍の生命をほんの少しも無駄なく、隅々まで活かしきろうと、渾身の力で絞ります。


鮮やかな黄緑色の染液。まぁ、青汁です(笑)


染めます。息を詰めるように集中して、「きれいに染まりますように」という願いを込めて!

 

藍が空気を纏います。みるみるうちに変わる様は、本当に何度見ても新鮮に感動し、わくわくします♪

 


青色が大好きという方もこの笑顔!自分で染めた空色は格別です!


藍が水を纏う一瞬。一番の歓声が上がっていたのはこの工程だったかもしれません。


白い布をご自分で暖簾と枕カバーに仕立てて、染めていらっしゃいました。私もいつかそんな風に染めてみたいです。この暖簾を通る風はきっと涼し気ですね!


また、大きな1枚の布を染め、これから何かに仕立てたいという方もいました。「この日にしか出せない色を布に映しとりたかった」とのこと。これからどんな風に仕立てられるのか楽しみです♪


ハンモックシエスタ。染めの昂揚感もしばし緩みます。


庭先で咲いていた向日葵。みなさんの笑顔も夏によくお似合いです。


空色の布たちを最後の洗いにかけている間にティータイム。
赤紫蘇や李の鮮やかな色も自然の色。


今回は少しゆっくりと「ふりかえりのじかん」をとりました。

「頑張らないといけないことがたくさんある今。ここに来て、ヨガと共に大地の、大気のエネルギーをたくさんもらってよかった」

「自分の手で収穫した藍の葉が染液になって、自分の作った模様に染まっていく。思い通りにはならないけど、その分感動も大きくて、人生もこんな感じで楽しんでいきたい」

「ここに来ると、生かされていること、流れに任せること、全ての要素があって自分がここに居られることを感じます。思い出せます」

「自分が生かされているんだーということが心の底から湧いてきました。藍染の藍も呼吸しているように変化して、命を感じることができました」

「ここに来て、自然のパワーをいっぱいもらって、愛情たっぷりのご飯を食べて、生かされていることを感じました。心も身体も軽くなりました。やっぱりまたここに戻ってきます」

「生きとし生けるものへの愛を感じました。この思いを忘れずに、明日からの一日一日を過ごそうと思います」

そして「気がついたら無になっていた」という方が数名いらっしゃいました。

 


最後に、一人ひとつの花を手のひらに、ささやかなセレモニーをしました。
ご自分の「今」と「これから」をつなぐ誓いと祈りを込めて、花を藍の根元へ委ねました。


持ち帰るために取り込む布たち。待ち切れずに「ほとんど乾いているから着ちゃう♪」と。とても良くお似合いです!これからヨガの時に是非着てくださいね!

生命を感じ、深い感謝と祈りに満たされた一日でした。

それぞれの「これまで」と、「今」と、なりたい「これから」を優しくつなぎ、たくさんの笑顔に溢れた一日でした。

CHIORIさん
ご参加のみなさん
本当にありがとうございました。

移りゆく季節を味わうように過ごしながら、また次の季節にもお会いできますように。