2016年

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以前、師走の声をきいたら、一年を振り返り「漢字一文字」をしたためたりしていました。

(清水寺のお坊さまが書くのに合わせたりして)

2016年を振り返り、思い浮かんだ一文字は「縁」。

たくさんの素敵なご縁をいただいた一年だったように思います。

年始早々に今のお家とのご縁がつながり、

大工さんとのご縁で心地良い風が吹き抜ける空間に変身を遂げ、

桃の花が満開になるお花見会に笑顔と美味しいご飯が集い、

ひだまりリトリートとして素敵な出会いがたくさんありました。

田んぼや畑では天候不順にもかかわらず、作物たちの生命力に満ち溢れ、多くの恵みをいただきました。

藍に導かれて、たくさんのご縁のもとで一期一会の染めのひとときを過ごすことができました。

義母や近所のおばあちゃんから、たくさんの暮らしの知恵を教わり、ただただ楽しく、せっせと手を動かしました。

毎日の暮らしの中で、お日様の有り難さ、恵みの雨の有り難さ、富士山や空やお月さまの美しさに飽きもせず見惚れ、一日一日が「特別」でした。

振り返ると、何一つ「自力」ではなく、あまりにたくさんの「お陰さま」に導かれ、支えられ、生かされていた日々でした。

小さな田んぼに多くの小さな生き物が暮らし、それぞれの戦略をもってたくましく生き、つながり、ひたすらに生きようとする姿がありました。

私たちが口にするものは「生命」であること。

有形無形に連綿とつながる生命によって生かされている自分。

ただただ有り難いことです。

たくさんのご縁に心から有難うございます。

新たな年もたくさんのお陰さまに感謝しながら過ごせる毎日でありますように。

(hana)